| Interview with yossy |
■このインタビューは専門学校 東京ミュージック&メディアアーツ尚美ミュージックビジネス学科の生徒さんが、カリキュラムの一環として吉田をインタビューしたものです。学生さんならではの質問に、思わず素の吉田が出てたりします。吉田を知っていただくのにとてもよいので、掲載させていただくことにしました。 |
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チェウンミ(写真手前)
新村英志 |
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音楽編集者
吉田直樹インタビュー

インタビュア = チェウンミ・新村英志・島根陽子・作左部祭(専門学校 東京ミュージック&メディアアーツ尚美 ミュージックビジネス学科) |
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| 島根陽子(写真左)・作左部祭 |
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吉田直樹インタビュー@
――まず初めに、「ミュージッククリエイター」ってどんなことをしている会社なんですか?
「ものすごいでっかい質問なんですが…編集長と僕がいて、あと2人女の子がいて『MUSIC PRESS』って雑誌やったり単行本やったり、編集長のCD出したり。僕は会社の中で副編集長って立場で、主に現場的な部分を取り仕切ってますね。まあ、具体的に何をやってるかってのは見えづらいというか分かりづらいというか。要は音楽雑誌というものを出すにはどーしたらいいかってのを、何でもやっていると」
――その雑誌、「MUSIC PRESS」という名前の由来は?
「編集長がつけました。メジャーな名前で良いなと思いました。すでにありそうな雑誌名だけど、実はなかったんですね」
――吉田さんは具体的にどんなことをしているんですか?
「具体的に? ん〜、まずアーティストの音楽&動向把握。雑誌に載せるアーティストのラインナップの絞り込み。誰を掲載するかは基本的には編集長と話しをして決めます。で、アーテイストラインナップの見当をつけたら、ブッキングの交渉。そんで取材の日が決まったら、取材のダンドリをします。ライターさんカメラマンさんは誰にする?とか、どこでどんな感じで撮影するとか。で各アーティストの取材のダンドリの次には、実際に取材するわけですが、現場監督じゃないけど、現場に行って取材を予定通り、イメージ通り進行させて。で、原稿や写真の上ったらチェックして、オッケーならば、ページイメージを固めて、素材をそろえてデザイナさんに入稿。それからデザインのあがりをチェックして、印刷会社に入稿、校正チェック、校了…というのがおおまかな流れです。それが、各アーティストごとの進行の流れで、その流れがいくつもあるので。数組のアーティストの件がいつも同時進行していて、それぞれの流れについて、逐次把握しながら、滞りないよう進行させてます。ま、あとは、自分でインタビューをするときは原稿書いたりしますし、各アーティストのリード文を全部書いたり…ま、入稿素材をそろえるという課程に含まれる話しですけど。あとは、予算管理的な部分ですかね。各取材にどれだけ予算をかけるかとか、そういうのも全体のバランスを見ながら判断してます」
――見出しとリードも書かれているんですか!
「そうですよ。ま、ライターさんが書く時もあるんだけど。ほとんど全部。だからどうやって内容を一言で伝えて、なおかつ興味持ってもらえるかって考えて」
――じゃあやっぱり色んなアーティストさんのこと知ってないとダメですね。
「うん、知ってないとダメでしょうし、きちんとそれぞれのアーティストさんのカラーを把握しないとでしょうね。基本的には一部をのぞいてほとんどのアーティストをケアしてますので。その把握の仕方も、まずはこのアーティストさんや楽曲がファンの人のどういう感情に響いてるのか、結びついてるのかというのを把握して、それプラス、最近の情報を把握して。あとは、各事務所や各メーカーさんのご担当が誰で、誰と誰がどういう関係で、この方とは以前こんな話しをしてたとか、それぞれの方に関して、コミュニケーションの軌跡をけっこう把握してます」
――掲載アーティストを決める、企画会議みたいなものがあるんですか?
「ないです!他の出版社さんはあると思うけど…大体編集長と2人で普通に話してて、今月はどの人にしましょうかね〜みたいな。アーティストサイドのプロモーションのタイミングを情報交換しながら、今月はこの人とこの人…ってのをこっちで判断して、あとは取材のオファー。向こうから来たのをまとめたり」
――アーティストさんからの依頼が多いんですか?
「アーティストさんサイドから取材してくださいというお話はもちろん多いですし、こちらからもお願いしますよ。それらを情報整理しながら、ブッキングしていくわけです」
――難しいですか?それは。
「う〜ん、どーだろーねえ。難しいっていうか…ただボーっとしてたらできないと思うけど(笑)」
――でも、それによって今月の売上げが…となるワケじゃないですか?
「それはその通り!ものすごく現実的な話でもありますけど。そこはやっぱ雑誌=商業誌をやる上で一番大変なところで。当然他の雑誌もあるわけで、アーティストの時間も限られてるし…さらに、プロモーション的にはどれだけ効率よく効果的な雑誌に載せていくかってのがあるんで。その辺が駆け引きというか、交渉というか。うん」
――アーティストさんのCDの売上=雑誌の売上にはならないと思いますが、何かちょっと食い違ったりしますか?
「それはねえ、あるかもしれない。基本的には人気のバロメーターとして、CDの売上=アーティストに対する興味って考えて良いかな。もちろん音楽だけ好きで、アーティストには興味無いっていうのもあると思うし、音楽には興味ないけどそのアーティストのものだったら何でも買いたいっていう人もいるだろうし」
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